NASAが発表したバルーン型宇宙船が凄い(写真9枚)
NASAが発表したプロトタイプのバルーン型宇宙船(膨張式モジュール)を紹介しよう。このプロトタイプのモジュールは、国際宇宙ステーション(ISS)で生活する宇宙飛行士の生活空間を広げることができる。今後、ISSに接続してテストを行う予定である。このモジュールは、船体を圧縮したり、膨らますことができる。移動時は幅2.1mのチューブ状に圧縮できる。下記写真は膨らました状態です。

このモジュールは、アメリカのラスベガスを拠点にしているビゲロー・エアロスペース社が設計した。モジュールの船体を膨らますテストプロジェクトとして、1,780万ドル(約160億円)の予算で開発している。また、この技術を用いて宇宙ホテルや惑星基地を開発したいと考えているとのこと。(ビゲロー・エアロスペース社の社長談)

このモジュールは、将来的に宇宙探査や商業宇宙旅行での活躍が期待されている。近い将来にISSにドッキングして実証テストを行う予定とのことなので、今後を見守りたい。

1. NASAが発表したバルーン型宇宙船(膨張式モジュール)
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主な特徴
・ バルーン型モジュールの登場によって、ロケットの打上げ費用及び輸送費用が安くなる。
・ 移動時は幅2.1mのチューブ状に圧縮することができる。
・ モジュールは国際宇宙ステーションでテストされる予定。
・ 実証テストが正常に完了した場合、深宇宙探査に使用することができる。
・ 実証テストが正常に完了した場合、この技術を活用した宇宙ホテル及び月面基地に使用することができる。
・ NASAは、2015年までにモジュールを実用化することを期待している。

2. 1/3スケールの模型
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3. ISSとドッキングしたイメージCG
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4. ビゲロー・エアロスペース創設者兼社長ロバート・ビゲロー氏
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5. ホテル王のロバート・ビゲロー氏
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6. 宇宙ステーションの居住モジュールで作られたのコンセプト模型
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7. 現在のISSのモジュールとの比較
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8. 2つ以上のモジュールをドッキングさせることができる
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9. ISSで生活する宇宙飛行士の生活空間を広げることができる
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画像は「DailyMail」より

要点のみまとめました。
詳しくは元記事を参照して下さい。
元記事には動画もあります。 

DailyMail(元記事)

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