米国防総省が開発した高解像度リアルタイム空中監視システム「ARGUS-IS」
DARPA(米国防総省の研究・開発機関)が開発した高解像度リアルタイム空中監視システム「ARGUS-IS」を紹介しよう。この監視システムは、将来的に無人偵察機に搭載予定である。

DARPAが開発した新型の空中監視システムは、Googleストリートビューのような街全体の動きをリアルタイム監視・追跡する機能を有する。

ARGUS-ISは、驚くべきことに解像度1,800メガピクセルの無人偵察カメラを搭載している。それは38.85平方km(15平方マイル)の空間を一度に撮影できる。その性能は、iPhoneに搭載されているカメラ性能の225倍になる。

この監視システムは、上空5,334メートル(17,500フィート)から、地上にある6インチ位の小さな物体を捕捉し、指揮官がリアルタイムに戦場全体の動きを監視・追跡することを可能にする。

ARGUS-IS
1. 上空から地上を高解像度でリアルタイム監視できる
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まとめ
・ ARGUS-ISは、上空5,300メートルから地上を高解像度でリアルタイム監視できる。
・ カメラの解像度は1,800メガピクセル、単一画像で38.85平方km(15平方マイル)の空間を表示できる。
・ 上空から地上にある6インチの小さな物体を識別でき、リアルタイムに複数の目標を自動追尾できる。
・ DARPAのプロジェクトとして予算約16億円(18.5ミリオンドル)でBAEによって開発された。
・ 監視システムには、デジタルカメラのチップが368個搭載されている。
・ このシステムの名前は、ギリシャ神話にちなんで、 ARGUS-IS と呼ばれている。(Autonomous Real-time Ground Ubiquitous Surveillance-Imaging System)
・ 将来の夜間任務に備え、赤外線監視機能も追加予定。


2. 街全体の動きをリアルタイム監視・追跡する機能を有する
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3. デジタルカメラのチップが368個搭載さされている
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4. 色付ボックスで強調し、視野内の全ての移動物体を追跡
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5. タッチスクリーン式の制御インターフェースを採用
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6. 任意の場所をズームできるウィンドウを最大65個同時に起動できる
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7.  監視画面の例(バージニア州クアンティコ)
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画像は「DailyMail」より

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